2024.03.12

やっぱり海外を狙おう!

私はこのブログで口を酸っぱくしてアトツギは海外市場を狙おうと言ってきた。下記記事を見て尚更そう思うようになった。

マルタイの棒ラーメン、北米へ 30年に海外売上高2倍に:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC06ALX0W4A300C2000000/

日本が人口が減少してくると、インバウンドで何とか国内消費を増やしても生活必需品や住宅などの生活耐久品は市場が減少することは当然な話だ。

中小企業もやはり海外の売り上げを増やしていく必要がある。そうしないと、間違いなくジリ貧になり、安定した売り上げは望めない。

では、どうやって海外で売り上げを作るのか?

BtoBなのかBtoCなのかによっても違ってはくると思う。

BtoCならば越境ECがオススメだ!これだと最小限のリスクで済む。外国語の問い合わせも翻訳ソフトやサービスを使えば9割はなんとかなる。残り1割は人間による翻訳が必要になる場合もあるが、それも数万円程度で済む。

BtoCで広告出すにしても日本でやることとほぼ変わらないし、広告の外国文も翻訳ソフトやサービスを使えば問題ない。

私の知り合いの会社はコロナ禍に越境ECをやり始めて既に海外売上比率が7割を超えている。それだけ、海外の方が需要が旺盛なのだ。

もちろん、円安による相対的な安さもあるかもしれない。しかし、円安はリーマンショックやコロナみたいな出来事が起きない限り、円高傾向にトレンドが変わることはここ数年は無いだろう。もちろん、FRBにより金利引き下げ、日銀による金利引き上げが起きて多少の円高にはなるかもしれない。だが、昔みたいに1ドル=105円とかにはならないだろう。なぜなら、日本が人口が減り相対的にGDPランキングが下がっていくから。

次にBtoBだが、多少、こっちは大変な面はある。だがしかし、メールマーケティングやインサイドセールスをやれば、間違いなく商談の機会は作れる。メールマールマーケティングやインサイドセールスのアウトソーシングは先進国なら必ず存在してるから、その会社にアウトソースするというのが1番良いと思う。

ただ、商談はちょっとハードルがある。例えば米国なら英語が話せる営業が一人必要になる。時差の問題はあれど、今はWebMTGできるから、営業にかかるコストはかなり抑えられる。

この商談さえ解決できれば、全く問題なく海外でのビジネスを展開できる。

日本は人口が減り続け、インバウンドで多少穴埋めはできるものの、国内消費は確実に減っていく。インバウンドはこの減っていく速度を少し遅くさせることができるだけだ。個々の企業の売上はインバウンドで問題なく達成できるかもしれないが、マクロで見ると間違いなく国内消費が下がっていく。半導体工場は国内回帰しているが、これは政治的要素が大きい。そう考えると、やはり、日本の中小企業は海外での売り上げを確保しないと、先細りするだけだ。