2024.01.02

アトツギのアトツギによるアトツギの為の2024年

2024年がアトツギにとって素晴らしい年になることをまずは心よりお祈り致します。

2024年は欧米のインフレが落ち着きをみせるようになるだろう。一方で日本はデフレ圧力とインフレ圧力がせめぎ合いなかなか方向性が分かりにくい年になるのではないかと思われる。

大手を中心に賃金はアップするが中小企業がそれに追いつけるかどうか試練の年となるだろう。

日米の金利差が縮まり、一時的には円高になる局面があるだろう。住宅ローンを変動金利にしてる人は固定金利に変更した方が良いかもしれない。私ならそうする。

インバウンドは、多少円高になっても、長期的には円安傾向に変わりが無いため、今年も増えていくだろう。

国内経済は、海外に起因するインフレが円高もあり多少落ち着くことを考えると、消費活動は上向く可能性があるが、政府の事実上の増税が行われると景気に水を差すことになるだろう。

また海外も金利が下がり物価が安定してくると、アメリカを中心に景気が一時的には後退するものの、年後半には上向き始める可能性がある。

ただ、中国はもう数年は景気が悪いのでないだろうか。中国政府が不良債権問題をどうするのか分からないので、正直、中国経済についてはかなりの不透明感がある。

アトツギが今年の経営を考える際に必要なことは、人材をどう確保し育てていくかという事と、当たり前のことを当たり前にやれる組織づくりだ。

それと同時に、コロナから商売のやり方が大きく変わった。この変化についていけるかどうかだ。

自社の組織を変化に対応する組織に変化させなければならない。

まず、今までの終身雇用、メンバーシップ雇用、年功序列では、必ず、今後ひずみが出てくる。

その為、新卒は特にインターンシップからの1本釣り、新卒中途共にジョブ型採用、3年ぐらいで辞める前提での属人化しない組織づくりを考えていく必要がある。

組織が変化に柔軟に対応できる組織であれば問題ないが、昔ながらのやり方にこだわりを持つ声の大きいスタッフがいると大変な事になるわけだ。

それらを解決する1つの手段として組織の仕組み化が必要だ。ワンマンワンボスの原則の確立や組織図の再構築、情報共有の為のITツールの導入などを行う必要がある。

色々2024年は考え行動することが多い。ここに書き切れないこともあるので、今年はブログを不定期ではあるが書くことにしよう。

つづく