2023.04.17

アトツギの為のAI活用

chatGPT4.0がリリースされて以来、生成AIと言われるAIがホットだ。API接続すれば、自社が提供しているサービスやソフト等にchatGPTを組み込むことができる。

これを自社の基幹業務システムに組み込むメリットを考えてみた。

例えば、POSデータや売上データなどをエクセルに落とすか書き写してエクセルで分析すると言うのは、意外とやってる会社が多いと思う。

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これをchatGPTにやらせて、分析、レポート作成までおそらく出来るだろうと思う。

これだけでも現場のかなりの作業を減らせるし、分析したいときにしたい分析が簡単にできるようになる。

他にも、社内のデータや報告書等の文章から、人事の考察に必要な要素をchatGPTがまとめてくれることも考えられる。

あるいは、新規事業の為のプレゼン資料作成のためのデータや考察などもchatGPTがまとめてくれる。

このように考えると、chatGPTを使うことにより、かなりの部分、作業時間を減らすことができる。

ただ、気をつけなければならないのは、chatGPTがまとめてくれる内容が必ずしも正しいとは限らない。従って、自分で複数の観点からエビデンスを確認し、間違っていないかを確認する必要はある。

アトツギは、chatGPTを上手に社内に導入することをお勧めする。

AIコグニティブ勉強会を社内に立ち上げて、自社内の基幹業務にどのように組み込んでいけば、普段の業務が改善されるのか考えていく必要がある。

また、社員の皆様に使い方だけでなく、活用の仕方を教育していく必要があるだろう。

この勉強会を立ち上げ、社内に広げてユーザー教育までをアトツギが行い、アトツギがイニシアチブを取れると、今後のAI時代の経営でアトツギの存在価値が高くなるだろう。

chatGPT以外にも映像や絵の生成AIなどもある。これを使えば、プレゼン資料などは、簡単に作成できるようになる。

アトツギは、いろんなAIやコグニティブを興味を持って情報収集し、これからの時代は常に経営にいかに活かせるかを考えていかなければ、AIそのものに仕事を奪われてしまうだろう。

日本は法律で既得権益を守るために技術革新を取り入れない国ではあるけども(Uberが良い例)、それでもいつかはAIがどんどん仕事を奪っていく。なので、アトツギは、AIを敵対視するのではなく、AIを味方に付け、AIやコグニティブを経営に役立てる手法を考えていかなければ、30年後、自分の会社が生き残ってるかどうか分からないのである。

いずれにせよ、これからはAIがいたるところで取り入れられ、どんどん我々の生活に組み込まれていく。このAIをいかにして活用出来るかどうかが、アトツギの生き残り戦略に直結すると言っても過言では無いだろう。