■2代目が会社を潰す!?
2代目が会社を潰す、とか、3代目が会社を潰すとか、よく世間一般で言われる事があります。これは少なからず当たってるなぁと思うことがあります。
結論から先に言うと、私は3代目が1番会社を潰す可能性が高いかなぁと思うのです。なぜなら、創業者はとにかく会社を軌道に乗せ、後を継がせ、2代目は先代の創業者の背中を見てるので、ここぞという踏ん張らないといけないときに踏ん張るだけの気概があったりまします。
しかし、3代目はここぞという時の踏ん張り具合がやはり少し甘い。だから、経営が上手くいってる時なら良いけども、上手くいってないときに踏ん張り具合が足りない事が多いような気がします。
■3代目の特徴
ただ、3代目は逆に言うと、創業者の姿を見てない分、自由に会社を経営するから新しい事業などを立ち上げて新しい稼ぎ柱を創造したりすることも得意な人が多いような気がします。
もちろん、一概に3代目が、とか、2代目が、とか、一括りにできるものではありません。個人差はありますし、時代背景や目指すところ等によっても当然変わってきます。
■本物の経営者になるには・・・
重要なのは、経営が悪くなったときに逃げずにどんだけガッツリその運命を受け入れて、歯を食いしばって経営再建に取り組んでいけるかです。
当然、周りの社員や取引先、場合によっては顧客なども社長の姿を見ています。これは非常に重要なことで、そのがむしゃらな姿を見せることで社長や取引先などへの求心力を高めることができます。
当然、辞めていく社員もいるでしょう。それも優秀な社員から辞めていくでしょう。ある意味、それは割り切らなければなりません。前向きに捉えるようにして、優秀な社員は給料も高い、だから辞めて貰って良かった!ぐらいに思うようにしないと、社長の心が崩壊してしまいます。