2022.04.11

2代目・後継者・アトツギの資産戦略

■銀行は古い体質のまま

フィンテックという言葉を最近、よく聞くようになりました。フィンテックとは、フィナンシャルとテクノロジーの略語テックを組み合わせた造語です。つまりは、テクノロジーで金融を変えるという意味合いがあったりましす。

しかしながら、銀行の融資というのは変わらないものです。融資を受けるには、会社が黒字で成長してて預金がいっぱいあって、かつ、土地などの資産を持っている事が融資の条件になることが多いわけです。

■土地神話はどこまでも続くよ~

バブルが崩壊して土地神話は消滅した様に思われてる方がいるかもしれません。実は、そんなことは無く、土地神話は今も健在です。

但し、バブル時代まではどんな土地でも土地はドンドン値が上がるという前提に立っていました。しかし、今の時代は土地は活用できる場所であれば活用が出来る、つまり価値がある(担保にできる)土地という前提に立ちます。

つまり、最悪は差し押さえて売ることによって銀行が融資した分は回収できるという土地じゃないと銀行にしたら意味がありません。

なので、無人島を持っていても意味がないのです。

それなりの人口があり、アパート経営オーナーや住宅メーカー、あるいは、ビルを建ててテナントで回す投資会社などが買ってくれるような土地である必要があります。

■担保は土地のみと言ってもよい

融資を受ける際に担保を取られることも多いかと思います。そのほとんどは、土地とその土地に建ってる建物です。それも、先ほども述べたようにそれなりに価値のある土地である必要があります。

他にも会社にある大型の設備や機器、車などは担保になるかもしれませんが、恐らく、償却もあるし、そんなに評価額は高くないはずです。

■アトツギの銀行との付き合い方

アトツギは、メインバンクに出来れば一千万円ほどの定期預金と給与振込口座を作って普段からその銀行とお付き合いしていくと良いでしょう。

また、それだけに限らず、土地は持ってたほうが先にも述べたように融資を受ける際の担保になるので、土地はオススメです。

可能であれば、その上にアパート建てて個人でアパート経営もしながらそのアパートの土地と建物は担保に入れられる状態を作っておくと更に良いかと思います。

また、クレジットカードは極力1枚~2枚にしましょう。出来ればメインバンクあるいはメインバンクのグループ会社が関わってるクレジットカードを作ることをオススメします。

ポイントとかを目当てにするならば、奥さん名義はメインバンクを忘れて作っても良いかとは思います。しかしながら、専業主婦なら1枚まで、働いてるなら2枚までにしましょう。

■アトツギの資産戦略

アトツギはただ単に自分用の家やマンション買うのはオススメしません。負の資産にしかなりませんから。ローン組んで買ったらローンを給料から払い続けなければなりません。現金で買っても償却分と固定資産税分がマイナスになります。

そこでオススメは、自分用の家やマンションを買うより前に、なるべく若いときに将来、価値が上がるだろうと思われる土地にアパートを建てることです。ローンを組んで建てたとしても、先代と世代交代するときにはローンを払い終わってるか、払い終わるぐらいになってきてるはずです。

そうすれば、先述したように銀行から融資を受ける際の担保としてアパートとその土地を提供できます。

また、上手にやれば、アパートの家賃収入からアパートや自分用の自宅のローンの支払ができるかもしれません。そうすれば、ただ単に自分用の家やマンションを買うのと比べてプラスの資産を作ることができるようになります。

そう考えると、アパートを建てる際にフルローンやそれに近いローンを組むのは危険です。そうならないために、できれば必要資金の3分の1から4分の1ぐらいは貯金して、ローンは極力減らしましょう。

そうなると、貯金が最低でも一千万円以上は必要になります。なので、アトツギは、ケチにならざるを得ません。

何世代も前から大金持ちという場合は別として、先代が築いた資産が初めて少しは余裕があるという一般的なアトツギならば、ケチになる必要があります。

ストレスが溜まらない程度にケチになりましょう!価値あるものに対しては一気に投資し、普段は、ケチケチになるアトツギが家業を継ぐ上では堅い王道といえるでしょう。