2022.04.15

2代目・後継者・アトツギの為のDX(後編)

■まずは、無料ツールを使い倒そう!

2代目・後継者・アトツギ(以下、アトツギという)は、まずは、無料のITルールを使い倒しましょう!

○無料版Office365

https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/free-office-online-for-the-web

説明も不要ですね。Microsoft社が提供しているWordやExcelなどのOfficeアプリをWebで無料で利用できる物です。
ビジネスをやっていると、Office製品は必ずと言っていいほど必要ですよね。

○Google Workspace

https://www.google.co.jp/

厳密に言うとGoogleWorlspaceは有料なのですが、Office製品との互換性のあるワープロソフトや表計算ソフトなどはGoogleにログインすれば、無料で使えるので、ご紹介させて頂きました。

○チャットワーク

https://go.chatwork.com/ja/

ビジネスで使うチャットアプリ。LINEでもいいのですが、もう少しビジネス向けに機能を再分化高度化したサービスです。
日本企業が作って提供していると言うこともあって、日本人には使いやすいコミュニケーションツールとなっています。

○Slack

https://slack.com/intl/ja-jp/

こちらは米国発のコミュニケーションツール。米国発なので、チーム重きと言うよりは、個人がチームにつながっているという概念の元、開発されている。世界的に利用者がいる。

○エヴァーノート

https://evernote.com/intl/jp/

アイディアやちょっとしたメモから本格的なコラボレーションツールとしても使えるエヴァーノート。無料版でも十分に使える。2代目・後継者・アトツギは、ビジネスアイディアのメモとして使うととても便利!

○ワンカレンダー

https://www.onecalendar.nl/

無料で使える割と便利の良いカンレンダー。自分自身のカレンダーだけでなく、他社のカレンダーも共有可能。ビジネスに家族に欲しいカレンダーである。

■有料だけでも日々の仕事に便利なツール

○RPAロボパットDX

https://boxil.jp/service/3393/

定型作業を教えて覚えさせて自動化させるツール。定型フォームで受信したメールをエクセルやデータベースに自動で入力してくれたり、エクセルから自社システムへ自動で転記(入力)してくれたりする。

○Power Automate

https://powerautomate.microsoft.com/ja-jp/

Microsoft社が買収しMicrosoft社の製品サービスとして販売開始。ツイッターの特定の#を自動で収集できたりするなど、ビッグデータを身近にできるRPA。

○salesforce

https://www.salesforce.com/jp/solutions/small-business-solutions/overview/

CRMでは有名なsalesforce。商社などで使われているだけでなく、BtoCの小売店や美容室などでも使われることも。導入が割と難しいので、導入にはsalesforceパートナーの企業に相談すると良い。

○AWS

https://aws.amazon.com/jp/

直ぐに使えるツールというわけではないが、AWSには様々な機能やサービス並びにソリューションが存在しており、改めてオリジナルのソフトウェアやシステムを作らなくてもAWSを使えばやりたいことが実現する可能性あり。

○Azure

https://azure.microsoft.com/ja-jp/

AWSに対抗できる唯一のクラウドサービス。AWS同様、様々な機能やサービス並びにソリューションが存在。AWSにないサービスとして、Azureとシームレスに連携できるCRM等がある。

■結論

私は企業のDXとは、データサイエンスに全てがあると信じています。データサイエンスとは、ビジネスプランを達成さえるために必要なデータを集め、データを分析解析し、ビジネスプランを達成させるためにデータ分析解析結果を経営に活用できるように落とし込んでいく。この一連の流れを私は企業のDXであると信じております。

従って、この一連の流れをデジタルによって実現させることで、DXと呼べる概念となるわけです。

大企業はデータを集めることは非常に上手で、データサイエンスとなると、データの分析解析から始まる場合が多いのですが、中小企業はビジネスプランを作成するところだったり、データをどうやって集めるかと言うフェーズから始まることが多いと言えます。

そして、重要なのはビジネスプランを達成させるためのデータ分析解析。ここが重要で、データの分析解析手法を分かっているだけではだめで、会社経営と言うことも理解できている人材が必要なります。場合によっては、AIを使ったり、量子コンピュータを使ったりするなど、最先端の技術にも触れたことがある必要もあります。

故に、中小企業ではこのデータサイエンスについては、自社で人材を確保することは極めて難しく、外部の人材を活用する必要性があります。

その際、気をつけなければならないのは、単なるデータサイエンティストでは駄目で、データサイエンティスト+経営コンサルタントみたいな人材が望ましいのです。

しかしながら、そうなるとなかなかそのような人材を探すのも一苦労ですし、見つけたとしても料金がすごい高かったりします。なので、どの辺で妥協するかと言うことは社長判断で決断しなければなりません。

ちょっとだけ宣伝をさせて頂くと、弊社では私がその役割を果たしており、その役割を果たせる自負があります。また、同時に、業種毎にこのデータサイエンスをサービス化して安価に利用して頂けるようなサービスを現在、開発中です。宣伝でした(笑)